今池混声合唱団 10周年記念演奏会

中学校のOB会としてスタートした 小さな合唱団は

より多くの歌う仲間を求めた時

今池混声合唱団として新生した。

●1980年5月

中学校のOB会の枠を飛びこえて、地域に根ざした活動をめざし、団員を募集。拠点を今池のルーテル幼稚園に移した。

●1981年3月22日(日) 6:00pm〜

第3回演奏会 中電ホール

混声合唱による五つのセレナーデ「心のモザイク」

混声合唱によるポピュラーミュージック

混声合唱曲「島よ」

 昭和56年の2月か3月、某大学の演奏会を聴きにいった時、I氏から「『島よ』を唄わない?」と誘われたのが最初のきっかけだった。高校時代に一部を唄ったことがあったので、全曲を唄う機会ができたのがうれしくて参加した。その当時は高校生もゴロゴロいて、わ、若いなあとか思った。その後、自分の団と練習日が重なっていたので入団とはならなかった。一年後、同じような時期に、今度は『光る砂漠』のお誘いがあった。これも、一曲だけ唄ったことがあったので、一年前同様唄うことにした。この後、いきおいで入団してしまったのである。当時は、人数もわりと多く、人にたよって唄うことの多かった自分としては居心地がよいところであった。しかしその後、1年、2年と日がたつにつれて、練習に参加することが苦痛となり、半年程休んだりとかするようになってしまった。原因は「練習に行くと疲れる。」といったことで、人にたよって音取りをし、人にたよって唄ってきたのに、その人材がいなくなってしまったための、精神的な疲れであった。実は今もこの暗黒の時代が続いている。本当は苦痛なのだろうが、慣れてきてしまった。人間っておそろしいと思う。しかしいつまでもこれではつらいので、「テノール」の人数が増えて欲しい。これが切なる願い。自分では努力しないけど。昔は、「自分はよそ者だ。」と感じることがあったけど、最近はそんなことは感じないですね。だから「テノール」唄える人、一緒に唄いましょう。(Ten.小島徹哉)