今池中学校合唱部OB会 今池混声合唱団 第2回演奏会

−団紹介−

 なんと!わが今池混声合唱団も、2回目の演奏会を開くことができました。感涙!

 わが今池混声の団員は、今池中学校合唱部OBが大部分を占め、その他の団員も今池中学出身者です。

 今池中学校の合唱部は、顧問の山本恵司先生の赴任によって設立されたので、今年で創立8年ということになります。 ですからそのOB会、そしてそれが発展してできた今池混声はまだ歴史が浅く、歩き始めた赤ん坊のようなものです。 そのせいでもないのでしょうが高校生、大学生、社会人で構成されているにもかかわらず、精神年齢の低い人が多いため一緒になってバカさわぎをする人ばかりです。

 合唱を創り上げるための母胎である練習会は、一ヶ月に二度しか持てません。しかもそれが日曜の昼間なので、団員それぞれ用事もあって集まりが悪く、思ったような練習が出来ないこともあります。その練習場でさえ、定期的に決まった所が確保できないので、四苦八苦しています。しかし、そこは山本先生はじめ諸先生方のご援助や団員の結束で(演奏会が近づくと特に(?)強くなってきます)何とかカバーしています。

 ここ一年間の行事は、4月に新入団員歓迎ハイキング,7月に愛知県合唱祭参加、夏には名古屋市伏見にある青少年会館で合宿、12月に今地中学合唱部と親睦を深めるためのクリスマス会、そして本日の演奏会ですが、見ての通り行事が少ないのです。しかし、これからもいろいろ増して定例化していくつもりです。

 私たちは、今池という地域に根ざした活動、即ち夜の街というイメージの強い今池に音楽の花を咲かせよう、ということを目標にしています。ただ単に合唱が好きな者の集りというだけでなく、団員それぞれが心に抱いている『ふるさと』を大切にして、合唱におけるハーモニー、心のハーモニーをたえず追求していこうと思っています。

−パート紹介−

Soprano

 混声合唱で、4つの各パートが持つ曲の中での意味は、どのパートが抜けてもハーモ二ーを創り出すことができない、ということでしょう。そしてその殆んどの時において中心的存在となり、曲のイメージを創り出すのが、わがパートソプラノではないでしょうか。しかしながら、団内で最も人数の少いことも影響してか、なかなか他声部とのつり合いがとれない私たちソプラノはまた、パート内のまとまりも決して強いとは言えませんでした。が、今回の演奏会にかける意気込みは他パートを寄せつけないものがあり、本番における強さも手伝ってご期待にそむかぬ演奏をお聴かせできるものと信じています。

Alto

 皆さん、こんばんは! 舞台の向かってやや左よりで10数名ほどかたまって歌っている一団をちょっと御覧下さい。大奥の3人のお姉様方を始めとし、出席率だけでもっているという軟弱パトリ、来年度の今混の中心となるであろう、期待多き3人、及び,その下には、かわいいだけでなくしっかり者の妹たち一 何とも個性豊かな人間の集まりではありますが、これが私達アルトなのです。日夜、両隣の叫び声の干渉にもめげず、アルトの音程は正しいと信じて疑わず、いつも冷静に(陰険に?)歌い続けるアルト。今宵は、いぶし銀のような我らアルトの美貌と美声で、じっくりとお楽しみ下さい。

Tenor

 今池混声の中で、最も個性の強い人間の集団は、このテナーです。練習の妨害をするのも、わっ!とみんなを驚かせたり、 冗談を言って笑わせたりするのもテナーです。練習会にいなくてはいけない人ばかりで、もう少しまじめに練習してほしい、とスタッフからにらまれているのもテナーです。 本番に強いということが頭にあるのもテナーです。一人一人歌ってみても、すばらしい!うまい!という人はいないのに、パート全員で歌うとどのパートよりもきれいにそろうのが、 何をかくそうテナーです。他のパートに比べて高校生が多いのもテナーです。そうです、これからの成長が、いや今も最も期待されているのが僕たちテナーなのです。この最強パートに栄光あれ!

Bass

 こんばんはべ一スです。みなさんから向かって一番右側の男の集団がべ一スです。他パートと同様、練習人口の不足、音取りの鈍行に悩み、上級生の力不足などで下級生に迷惑をかけてきたべ一スですが、今宵こうしてみなステージにのることができました。(よかったなあ、みんな。明日は明るい!)高齢者、中堅、それに入団後即戦力として活躍してきた新入団員のべ一スメン、今日は一生懸命歌おう! 今宵はみなさまにべ一スのスイートでメロウな中に男のにおいのする響きをお聴かせしたいと、一同はりきっておりますので、右側の方の音を重点的にお聴きください。