−団紹介−
我が団の成立の発端は、今地中学校合唱部で団員もほとんどがそのOBです。今中合唱部は昭和47年山本恵司先生の赴任と同時に設立され、比較的歴史は浅いのですが、その歩みは一年一年着実なものであり、その歴史の中から合唱部OB会が、そして今池混声合唱団が生まれました。その団も今年で4年めを迎え、ここにこうして第3回めの演奏会を開催することができました。
昨年度までは練習場が確保できず、月2回しか練習できないという状態でしたが、今年度は幸い週1回練習できる場所がみつかり、団員一同はりきって練習に励んできました。
今年一年をふりかえってみますと、4月に新歓ハイキング、6月の愛知県合唱祭参加。夏には海を目前にした知多YHでの合宿、9月にピアノの発表会賛助出演、11月練習場としている今池ルーテル教会主催の音楽礼拝に出演参加。そしてこの演奏会と、年々行事も少しずつ増え、その他数回のレクリエ一ションによって団内の和も(演奏会が近づくと)一層強くなってまいりました。
私たちの練習のモット一は“明るく、楽しく、そして若さを忘れずに”です。団員の構成が高校生、大学生、社会人と年齢の差、学校あるいは立場のちがいなどから、定刻に集まれない団員のため集まりがわるいなど思ったような練習ができないこともありました。しかし、一度顔をあわせると、年の差などすっかり忘れみんないっしょになってバカさわぎをするというおそろしい(?)団なのです。
私たち今池混声は、誰でもが心に抱いている「ふるさと」という言葉でつながり、地域に根ざした活動を続けていました。しかしこれからの今混は、今池という地にこだわらず広く、合唱におけるハーモニー、心のハーモニーを絶えず追求していくことに共鳴できる仲間のあつまりとして活動していきたいと、思っています。
まだまだ未熟な私たちではありますが、今宵、団員すべてによる『今混のハーモニーと素顔』を皆様方に伝えることができましたら幸いに思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。