EDELWEISS VII. Vol.8 1999.08.23 (Mon.)

治部坂旅行記 …夏休み編…

 8月7日(土)午後、暑い名古屋を抜け出して9ヵ月ぶりに治部坂へ向かいました。そういえば、演奏会のため夏に訪れるのは初めて。私も初めての運転でドキドキ…心配をよそに、道は空いていて2時間程度で無事平谷村に到着。空気がさらっとしててなんていい気持ち。"ひまわりの湯"はその名の通り、一面見事なひまわりに包まれていてカメラを持った人が大勢いました。私たちもパチッ。写真のできあがりが楽しみです。そして夕食はもちろんバーベキュー。ちょうど遊びに来ていた襖田夫妻のお友達の家族も交えて、今回はベランダで外の景色も楽しみながらいただきました。
 夕食後は、星空の下、ランタンを囲みながら今混の演奏会テープをBGMに昔話に花が咲きつつ、歌ったり、花火をしたり、男の子達は夜の学校付近に、くわがたやかぶと虫を捕りに出かけたりして、山ならではの時間を楽しみました。自然の静けさの中、星空の薄明りの中で聞くジョージ・ウィンストンの素晴らしかったこと!佳代ちゃんのピアノの音色にあらためて聞きほれ、自分たちのテープになんですが、感動してしまいました。プラネタリウムにはオススメの出来だよね、使ってほしいなあなんて邪心が動いたりもしましたが、日頃とは違う時間に多いに満足して眠りについたのです。
 8月8日(日)山の朝はこの時季でも半袖では寒いくらいでHOTコーヒーの美味しいこと。朝から、温泉でリフレッシュした後は、襖田夫妻のオススメのランチをお目当てに、7月にオプンしたばかりのミュー自然美術館を訪れました。木立の中に緑の屋根の外観が映え、美しいフォームを描き出している本館は、もともと南山大学の建物だったものを移築したそう。テラスには小さな六角形の建物。ムーミンはいないけれど、美味しい匂いとやわらかな日差し、ここでは空気もご馳走のひとつ。美術館を囲む約1haの雑木林は森の哲学者、ソフィーの森。冬の野、春の泉、夏の広場、秋の丘、四季と共に、ソフィーのシンボルが訪れる人を見守っています。館内はいくつかのブースに分かれており、部屋ごとに作品が飾られています。その作品も絵画だったり、石や木の彫刻だったり、人形だったり、陶芸品や木工家臭、茶房のテーブル実は作品なんだ、中央のメインギャラリーには、美術館が作られるまでの写真、地域の野外活動の様子を伝える写真のコーナーもあったり、館内に流れるBGMのCDも置いてある、その数的300点。そしてそれらが何の違和感もなく"そこに在るべきもの"として置かれている、その見せ方、空間の使い方にセンスの違いを感じました。さすがプロ、構想13年だけありますね。それはトイレにまで行き届いています。美術館を訪れたら絶対トイレも見てくださいね。次の機会にはぜひ美味しいケーキでティータイムしようと決めています。別荘まで散歩気分で戻った後は、せっかくだもの'A Whole New World'を練習しました。短い時間でしたが曲の雰囲気はつかめたのではないでしょうか。
 最後には、なぜか?やはり?やきそばを作って食べての解散でした。帰り道は渋滞にまきこまれて大変でしたが、避暑にはピッタリの2日間でした。(帰ってきてから、特に、次の日の名古屋の暑いことったら....)さあ、次は春休みかナ。また違う顔の治部坂を楽しみにして、出かけましよう。今回行けなかった方、次は必ず一緒にね。<SOP RIEKO

8月、9月の練習予定

月日場所 その他
8月28日(土) 午後7:00〜9:00千種コミュニティセンターにて。
9月11日(土) 午後7:00〜9:00千種コミュニティセンターにて。
9月19日(日) 午後 場所は未定
練習ではありませんが、9月25日(土)午後7時から今池ボトムラインにてトライトーンの秋のコンサートがあります。都合のいい人達でまた聞きに行きたいと思っています。28日にチケットの予約の確認をしますので、ほしい人は4500円用意してきて下さい。
《編集後記》

8月も残り1週間。熱帯低気圧でいつもより雨の多い夏だったように思いますが、今年は久しぶりに海水浴に出かけました。なんと、海に出かけるのは12年ぶりです。名古屋は大雨だったそうですが、敦賀は薄曇りで時々日が射す良いお天気。夏を満喫できた気分です。皆さんも良い夏の思い出ができましたか?ではまた次号で....<R>