EDELWEISS 特別号 1992.11.24

11月10日(火)に団員総会が行われ、新スタッフが決定しました。

団長 後藤和弘
技術チーフマネージャー 広沢映子
指揮者 広沢映子
パートリーダー Sop. 太田真砂子 Alt. 安達知津子 Ten. 鈴木泰雄 Bas. 落合良則
運営チーフマネージャー 山田哲也
会計担当 襖田恵美子
パーソナル担当 安達知津子 後藤和弘
広報担当 古川里絵子
連絡担当 相原重子
みなさん、よろしくお願いします! 団長よりあいさつです↓

いよいよ忘年会シーズンとなりました。

今混でも先がけて忘年会を行います。11月28日(土)午後6時から「茶屋二三(にっさん)」来てね!

12月15日(火)は発声を中心とした集中練習を予定しています。

寒くなりますが、ぜひ参加しましょう!ほかの火曜もね!

ごあいさつ '92.11.24

 師走も近づくきょうこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今年度一年よろしくお願いします。先日、伊藤みどりさんのコーチの山田満知子さんの講演を聴く機会がありました。名古屋の地からこうした選手が生まれた意義、5歳からスケートを始めたみどりちゃんもスランプに陥ることや反抗期がしばしばあったそうですが、しかし、どんな時も話合いでこれら難関をクリアしてきた等の有意義な話を聴きました。また、運ということやみどりちゃんのスター性にも触れられ、技術的には超えることができても彼女のような選手は今後100年は現れないだろうなど、おもしろおかしく話をされたのが印象に残っています(ジャネット=リンは知っていても、そのときの1位、2位の選手名を覚えていますか?)。
 話を本題に進めます。総会資料の文中では多くのことがまだ表現しきれませんでしたので、もう少し詳しくこれからの合唱団の方向、現在の位置について述べたいと思います。それに、今回の団員総会までの経緯、団規約の取扱い等に対してスタッフの判断と私の見解を述べます。
 演奏会に一応の評価があるものの、団員不足、練習人口不足、音楽技術の間題、団員の目的意識の問題等は依然として残る結果となりました。今年度は団としての内容の充実を図る年にしたいと考えます。

 1)ともに白髪の生えるまでの友達づくりをする場
 2)合唱としては技術のレベルアップとともに、本当に親しまれる音楽づくり
 3)国際化日本の文化を海外に紹介する

 長期ビジョン
  5年後をメドに、海外演奏会の実現
   候補地 シドニー、ロンドン、ロス、南京
  海外の合唱イベントヘの参加、市、県の記念行事への参加
  短期ビジョン
   長期ピジョン実現のための技術レベルの向上と人数の確保
 年間目標
 @毎回の練習入口 30名 A演奏会人口 50名(アシスト含む)
 B技術レベルを上げる C短時間集中、時間厳守

 団の状況を考えてみますと、団の年齢構成は20代半ばから30代半ぱの人が多く、仕事、家庭等生活状態の変わりやすい時期にあります。いろいろな面で、合唱活動に限らず地域の社会的活動に時間を割きにくい方が多いのが現実です。時間の配分が難しい。そのため、こうした活動に理解を感じながらも出ることのできない方も多いと思います。しかし、私たちが本当に何をめざしているかが間題なのです。また、個人個人がどのような人生を歩もうとしているのかが本当の問題なのです。どうでしょうか。ここでこの問題に結論を出そうというつもりはありません。入生を、また今池混声合唱団の将来を皆さんといっしょに考えていきたいと思います。
 知人はできるが友人はできない。しかし、せめてこの合唱団だけでも気軽にいろいろな話のできる場にして行きたいと考えます。15年続いた友人があなたのまわりに何人いますか?そうした意味で、ともに白髪の生えるまでの友達づくりをする場と捉えています。また、合唱は技術のレベルアップとともに、「本当に親しまれる音楽づくり」をテーマにやっていきます。合唱人口を増やしていこう。そして「顔のない日本」として経済だけが優先するわが国ですが、この先日本が世界と協調して豊かでしかも安全な国であり続けるためには、こうした日本の文化を海外に紹介する活動がぜひとも必要ではないかと考えます。加えて、名古屋から、愛知県から、誇りの持てるすばらしい伊藤みどりさんのような合唱団をつくりあげるのが私の夢です。何年かかるか解りませんが、そんな合唱団をつくりましょう。今年度はそんな合唱団づくりの始まりの年として、以上のような活動方針をもって団活動に臨みたいと思います。今回の団員総会までの経緯、団規約の取り扱い等に対してのスタッフの判断、私の見解はすぐ次号に掲載します。


団長 後藤和裕

ごあいさつ セカンド

 では前回の続きから述べたいと思います。今回の団員総会までの経緯、団規約の取扱等に関してのスタッフの判断、私の見解を述べます。
 今回、総会まできわめて短時間で多くの判断をしなければならなかったことをご了解いただきたいと思います。まず次年度世話人会の件ですが、特別募集はしませんでしたが、次年度を考える人たちの集まりで発足しました。特に現在のスタッフの体制では団運営がうまく機能しないことを感じ、私が中心となりスタッフ体制の変更からスタートすることにしました。スタッフの機構改革により、より効率的に団の運営がなされることを考えて皆さんにご意見を伺ったわけです。もっと皆さんに考えていただき意見を発表してもらえる場と時間を持っていただくことができたらと思いましたが、今の今池混声の状況を考えると、団員全員が都合よく集まれる場所と時間がないのが現状で、したがって今回はこうした決めかたでスタッフの体制の了承を得たことをご理解ください。これからは工一デルワイスを通じて皆さんの忌憚のないご意見を伺う場を設けて行きたいと思います。ただ一つここで言いたいことは、今活動できる団員の考えを優先して行きたいということです。
 次に、今池混声には団規約がありますが、ここ数年にわたってほとんど機能しておりませんでした。本年度からはこれを機能させていきたいと考えています。また、現状に合わない条項の見直しを始めたいと思います。今回のスタッフ機構の見直しについては団規約のなかにスタッフの構成が明記してあり、本来ならば規約の改正を団員総会で承認した後に変更することが必要ですが、今年は特に団運営の転換期であり、また、緊急のときでもありましたので、一時的な措置としてこのようにさせてもらいました。しかし今年はこの体制の良し悪しを試す年と考え、このスタッフの体制に問題がなければ次年度の団員総会での承認、を取りたいと思います。
 また地方団員、休団員、減額団員についてですが、とりわけ問題になるのはどれだけ練習に出ることができるのか、どれだけ参加する意思があるのかということです。
 今年度は、一年間に団費を納めた方に団員総会の議決権を認めました。また、もう一っの問題点はこの議決権です。とりわけ、今練習に来ている人が中心になるのが当然であり、団の方向性についてはこの人たちで決めていくのが適当だと思います。よって、地方団員の方には工一デルワイスを送り、一体感を深めていきますが、重要案件については運営の合理化を図るためにも練習に参加可能な団員によって決めていきたいと思います。ただし、当然ながらご意見のある方はどんどん寄せていただき、貴重な参考とさせていただきます。地方団員の方にも深く今池混声の将来を憂慮していただいている方々がおられます。たいへんありがたいことと思っております。
 それから最後に、総会までに今年の方向性や活動内容について多くの方からご意見をお聞かせいただいたことにたいへん感謝しております。これからもことある毎にぜひともお願いします。
 最後に、今池混声の未来はすべて皆さん一人一人の掌中にあります。みんなで楽しく愉快な団にしていきましょう。

おわり
団長 後藤和裕

忘年会のお知らせ

11月28日(土)午後6:00〜
 「茶屋二三(にっさん)」新栄2-7-3 電話241-9407

 会費は3500円前後の予定です。
 ゲーム(景品付き)も考えてます。

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